魔界(スィスィア・サアーダ)。悪魔や人ならざる者たちの住む世界。
「人間」のいないこの世界では「人間」は労働力として、愛玩用として、時には伴侶として人界から召喚される。
そして今日もまた一人……。
魔界での日々、人間と人ならざる者たちの、
オムニバス形式の交流譚。
こちらはカクヨムさんにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 22:45:21
25864文字
会話率:29%
❅ーーーねぇ、”幸せ”ってなんですか?
ヴァンパイア×人間×人間界×魔界
✩あらすじ
両親を失った暁陽翔。人生の終止符を確実に刻むために辿り着いた先は不思議な駅だった。そこで出会ったのはまるで絵画から出てきたかのような美しい男だった。その美
しい男はどう見ても人間には見えない。その男は綺麗な顔に似合わずぶっきらぼうでサマエルというらしい。サマエルは僕の無意識の「助けて」に「おまえは死ねない、俺が死なせない言ったよな。」と仲間になることを強要してきて。それには、サマエルとサマエルの親友の悲しい過去と人間界と魔界にまで関わる大きな理由があって…!?
ルナティックとは何か、どうして人間と魔物はお互いに伝説の架空上の存在になってしまったのか。
月の姫とは何者なのか。
全てを繋ぐのは『龍浬駅=ティアマト』、『ルナティック』、そして『月の姫』。
暁陽翔、サマエル、ミハイル出会いは偶然か必然か。
―――『…わかった。どうせ、捨てようと思ってた命だ。アンタの好きにすればいい。』
―――「僕の力は強すぎる。だから、もし君の血が僕の毒に負けてしまったら君は衰弱して死んでしまう。今よりきっと苦しいだろうね。必ず助けてあげられるとは限らない。
今ここで死ぬことも選べるよ。もしかしたら、その方が苦しまなくて済むかもしれない。
それでも僕の毒を受け入れるかい?
今この場で死ぬか、今より苦しいかもしれないけど僕の毒に賭けてみるか…。
僕に決定権はない。
答えを出すのは彼自身。
もし、僕を頼る決意をするのなら僕は君に応えるよ。
―――決めるのは君自身だよ。」
―――「ミハイルが紫月の姫だろうが、何だろうが過去に何があろうが俺はどうでもいい。
俺が話してんのはここにいるミハイル…凛弥だ。
変えたいんなら手を伸ばせばいい。」
―――「辛くて仕方なくて死にたくなるくらいしんどいんなら感情のまま求めろよ!
…足掻けよ。
みっともなくてもいい、情けなくてもいい、辛いなら変えたいなら受け入れんな、諦めんな!!」
――――「ごめん、サマエル。
ごめん。…でも僕はサマエルを失いたくないよ。」
≪ねぇ…幸せってなんですか?≫
❅この作品はpixiv、魔法ⅰらんど、カクヨムにも掲載しています。
毎回ランダム各サイト不定期で最新話を投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 13:21:58
29637文字
会話率:22%
ある日を境に心が凍ってしまった私、ただ毎日を何も感じずに過ごしていたが、ある偶然の出会いが私の心を少しずつ溶かしていく
最終更新:2019-02-18 02:10:35
451文字
会話率:34%
「あんたは今日からタマ」
ある日、雨の中段ボールの中に丸まってゴミ置き場に捨てられてる猫がいた。涼は猫と目が合うと、拾って欲しいと訴えるかのような目に、勢いで家に連れて帰ってしまう。そして、その猫は賢く人の言葉を話し涼にちょこっとセクハラし
てしまったりしながら、一緒に生活をするようになる。猫の正体は?涼の知らない所で、シンデレラストーリーが始まってる!?
※これは、人間×人間の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-25 14:00:24
20605文字
会話率:67%