エーデルノア――そこは、星々が瞬く幻想的な花畑が広がる妖精の国。妖精たちは、人間の「笑顔」や「癒し」をエネルギーとして生活している。ある日、エーデルノアの未来を託され、人間界に送り出されたのは、小さな妖精りめる。魔法が苦手な彼女に与えられた
使命は、SNSを通じて人々を癒し、笑顔を届けること。
「魔法を使えなくても、わたしにはわたしのやり方がある!」
小さな身体に大きな決意を抱えたりめるは、配信者として活動を開始。しかし、SNSの世界は甘くなかった。視聴者が増えず試行錯誤を繰り返す中、彼女が気づいたのは、自分のプロポーションや仕草に人々が癒されるという驚きの事実だった。人の心を掴むため、彼女は自分なりの「癒し」を見つけていく。
「大切なのは、魔法じゃない。みんなの笑顔を繋げること!」
果たしてりめるは、自分だけの「魔法」で多くの人の心を癒し、エーデルノアに光を取り戻すことができるのか。
癒しと笑顔をテーマに織りなすファンタジー×配信ストーリー。心温まるりめるの挑戦を、ぜひご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 15:00:00
53098文字
会話率:47%
あなたにだけ、本当の私をあげるね!
___私は、今までの人生の中で“男”に不自由したことがない!
私は、3つの時から男の人の心を掴むのが上手いから。
最終更新:2020-09-03 03:00:00
1523文字
会話率:16%
周りの人間をコントロールするボク。
___ボクは、何でも出来る男だよ!
頭脳明晰で、人の心を掴むのが早いし!
話すのも得意なんだよ!
最終更新:2020-03-04 03:00:00
1378文字
会話率:22%
両親はパティシエで手作りの洋菓子をおやつとして食べてきた2人の兄妹。
数年後、兄はプロのパティシエになり、妹はパティシエを目指すために製菓関係の学校に通いながら自宅の洋菓子店を手伝っていた。
ある日、材料の買い出しに出かけた2人。その帰
り道にいつも通っているトンネルをくぐると、見慣れない街並みが飛び込んできた。元きた道に戻ろうとするが、トンネルどころか今まできた道が消滅していたのだ……。
「元いたところに帰れない……」
「そうだ、ここで洋菓子店を始めちゃおうか」
ここ異世界で洋菓子店を始める2人の物語。甘い洋菓子で異世界人の心を掴むことができるのか?
※最初の2~3話は異世界に行きません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 00:00:00
58091文字
会話率:61%
近代の文化は、歌って踊れるアイドルの競争が荒れる戦国合戦。
生き残る為には印象を得るインパクト、そして人の心を掴む笑顔という日本の芸能界のシステム。
俺がこの会社に入って、耳にタコができる程言われた主旨のようなものだ。
売れる為には手
段を択ばないという風潮も些かニュース等で取り上げられている。
望まない仕事を引き受けるプロダクションも少なくはないだろう。
アイドルの気持ちなど最初から考慮していない、それ程の速さで消えては入りを繰り返している。
俺にも子供の頃、憧れてたアイドルはいた。
彼女は光輝くスポットライトの中で、一際目立つパフォーマンスと圧倒的な歌唱力で全世界を魅了していた。
彼女の作り出す世界は、人種や国の境界線を超えた『希望』というアイドル業界を活気立たせる先陣となったのは間違いないだろう。
大概のアイドルは売行きから芸能界を去る者が多いが、彼女はこれからという時期に忽然と姿を消した云わば偉人のようなものだった。
彼女に憧れてアイドル入りをする者も少なくはない。
俺がこの仕事を受けようと思ったきっかけもソレに相違はない。
アイドルにはなれないが、せめて支える側になりたいと願いココ”Altoプロダクション”通称、アルプロに入社した。
特に有名な芸能人がいるわけでもなく、入社して5年目になる今でも事務所と呼ぶには、狭い小屋のようなここにも慣れ始めてきた。
夏場はクーラーの代わりに扇風機(首が回らない)、冬場は暖房の代わりにストーブ(電気ではなく灯油型)といった現代社会では有り得ない程、旧式な物ばかりで仕事に集中出来ない日々などが続くのも毎年の事である。
そんなある日に渡された1枚のアンケート用紙。
アルプロ社員全員に渡されたアンケートには、会社への存続や売れるアイドルを作る為にはといった夢も希望もない不安の紙に社員同士、顔を合わせては苦笑いする姿が見受けられる。
俺も社員として素直な回答を書き込んだが、この1枚の紙が今後の企業発展に繋がるとは誰も思わなかっただろう。
その日を境に俺、立花 樹《たちばな いつき》のアイドル育成の日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 17:42:34
93883文字
会話率:39%