潜在的に社会に存在する「枠から外れた」者たち。
鬱屈した日々を送る彼らの前に、彼らの声なき声を拾い上げ、望みを叶えようとする男が現れる。
最終更新:2019-06-10 19:21:02
22041文字
会話率:17%
「音から溢れる情景。
私はあなたと同じように、それを想像することはできないけれど。
——願うことは、許されるだろうか。」
交通遺児の高校二年生十七歳、和葉《かずは》。和葉と一緒に暮らす画家二十七歳、秋《しゅう》。二人で暮らし始めて三
度目の秋、和葉の放った一言で、二人の関係が動き出す。
《注意》この作品は、同ペンネームで魔法のiらんど様で掲載させて頂いていた作品を、加筆修正して再掲載していくものです。(ID,パスワードがわからなくなってしまい、作品の削除、修正等ができなくなってしまいました。申し訳ありませんがご了承ください。)掲載していた作品は、本編のみですので、今回、「後章」という形のお話を追加して掲載致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 20:00:00
60929文字
会話率:28%