泰山のモモの木に刻まれた一篇の詩句は、五胡十六国末期、南燕を滅ぼした王、慕容超と、南燕に殉じた士人、韓范を歌ったものとされている。
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最終更新:2024-10-15 21:32:44
18826文字
会話率:0%
五胡十六国時代、燕国でひとりの将軍が武名を馳せていた。彼の名は、馮安。時の燕帝に重く任ぜられるも、ゆえにこそ国難に大いに翻弄された。その苦悩と、懊悩の果てにかれが見たものは。
最終更新:2022-07-05 12:00:00
19697文字
会話率:32%
更新停止中。
長江の向こうは、異民族のるつぼと化した。
三国志の時代から下ること二百年。中原には異民族が割拠し、漢族は呉の地への退去を余儀なくされていた。捲土重来を期し、幾度もの北伐の軍が起こるも、はかばかしい成果が上がることはなかっ
た。
そのような中を這いあがってきた男がいた。男の名は、寄奴。のちの南朝宋の建国者、劉裕である。
寄奴には、かれを陰に日向に支えてきた一人の男がいた。この物語は、その男――丁旿を介し、語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 18:00:00
405477文字
会話率:34%
263年、蜀の滅亡。
265年、魏晋革命。
280年、呉の滅亡。
天下は司馬氏の王朝「晋」に帰したかのように見えたが、藩屏同士の壮大な内ゲバにより、また新たなる戦乱の時代の端緒が開かれる………。
房玄齢の晋書を翻訳!
不定期更新です。
最終更新:2023-03-22 00:00:00
392650文字
会話率:6%
戦乱の五胡十六国時代。奴隷から身を起こし、皇帝にまで駆け上がった英雄がいた。
その名は石勒!
史実に燦然と輝く成り上がり英雄譚、ついに開幕。
最終更新:2023-02-05 17:05:58
101884文字
会話率:35%
三人の皇帝が並び立ち、天下を争った三国時代を終わらせて、天下統一を成し遂げたのは晋王朝であった。しかしながら天下にもたらされたのは平和な時代ではなく、数多の命が失われ、諸民族が躍動する新たな戦乱の時代であった。
そんな戦乱の時代を必死
に駆け抜けていった人々の物語。
ご感想、ご指摘お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 00:00:00
676661文字
会話率:21%
三国志ものが人気あるらしいので、
自分も三国志もの(?)を書いてみました。
元ネタは尼さんがお風呂で自分の身を刃物で切り付けたホラー話です。
最終更新:2020-08-22 15:00:00
14083文字
会話率:25%
紀元三世紀、王莽による簒奪から蘇り、正史に三国時代と記される動乱期をも乗り越え、五百年の長期王朝を築いた漢王室に異民族の凶刃が迫る。立ち向かうは漢の将軍関靖に見出された奸雄の裔曹順。攻め入るは単于の風格をその身に宿す俊英劉聡。―――漢王朝が
存続した中華世界で、三国志の英雄達の血胤と五胡十六国時代の豪傑達が相見える架空戦記です。
※以前にArcadia様で公開させて頂いていた作品の再編及び続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 12:59:55
66591文字
会話率:45%