口癖が『微妙』な主人公。
要するにどういう事なのだろうと思案に頭を働かせながら捻らせてみるも、重労働のせいか頭に狼煙が溜まっているみたいだ。
煙に巻きたくても通気孔となる耳と目と鼻、その他は口ぐらいかと適当に断言して日頃の行いを振り返
ってみる。
齢十五の少年が社会勉強を超越した大人のエスカレーターに上昇を余儀なくされる状況はいかがなものか。
特に思い出す事もなく、立ち尽くし、恐怖心に心を靡かれながらその煽りに腹立たしいものを感じる。
あ、アニメの録画忘れたな。
ああ、出来ることなら人殺しの汚名には昇進したくはないな。微妙なものだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-21 21:12:17
28483文字
会話率:32%