とある小学校のとある教室。
十歳という、ちょうど成人まであと半分の時期に行われる『二分の一成人式』。
生徒はみな「将来の夢」をテーマにした作文を発表し、
父兄はみなカメラ片手に我が子の成長を喜んでいる。
みんなが ”学校の先生”
や ”パティシエ” といった将来の夢を読み上げる中、少し変わった夢を持つ生徒がいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 19:00:00
1189文字
会話率:25%
何気なく仕事をしていたある日、“僕”は小学校で行われた二分の一成人式を思い出す。
「どんな大人になりたいですか」あの時、なんて答えたのだろう。
少なくとも今のようになりたいとは言っていない。
これは、“僕”があの時の答えを探す物語だ。もう
大人になったけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 21:18:17
3252文字
会話率:15%