わたくし、どこぞの異世界に転生してしまったようです。
中世というよりは、近世。そして、近世よりも倫理観の進んだ都合のいい世界。所謂、乙女ゲームだとかナーロッパと称されるような異世界なのだと思います。
まあ、だからなんだという感じなのです
が。
一応、幼少期からどこぞの異世界に転生してんなー? とは、思っていた。
でも、それがどこの異世界だなんて知らなかった。
だが、今日。貴族学園中等部へ一年生が入学して来て、確信へ変わった。
それというのも……
「だから、平民ヒロインのあたしが攻略対象の王子様達と結ばれるには悪役令嬢にイジメられないといけないの! あなたが、あたしに一切興味無い的な態度だと、王子様達もあたしに興味持ってくれないじゃない! 嫉妬心剥き出しの、イヤミったらしい態度であたしにネチネチと嫌がらせしてよ!」
と、自称平民ヒロインという生徒に絡まれた。
ちなみに、わたし……わたくしは、二年生だ。しかも割と高位貴族ぞ? 先輩に対する態度とか以前の問題だ。そして、
「ストーリー通りに行動しないということは、さてはアンタ転生者ね! 悪役令嬢のクセにヒロインを差し置いて逆ハー狙いとはいい度胸ね!」
とか、頭おかしい奴に絡まれて、滔々とこの乙女ゲームの世界を語られている感じだ。
「あの、これは疑問なのですけど」
「なによ?」
「あなたって、被虐趣味でもありますの?」
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 02:26:24
4082文字
会話率:57%
私は転生した。チートはない・・・乙女ゲーム奇跡の花と六人の王子の世界のヒロインと悪役令嬢に転生した二人のお話
最終更新:2020-07-31 19:00:00
4985文字
会話率:52%
タイトル通りのお話です。アニキとホモを連呼していますが、貶めるつもりはまったくありません。ご了承くださいませ。
最終更新:2015-03-22 02:38:48
4195文字
会話率:19%
乙女ゲームの世界に転生した少女、リリィ・プルミエール。
最初はここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインなどと気づかず、うっかりと国を影から支配して世界征服などをしてしまいました。
ですが大丈夫、自分がヒロインと気づいたからには周りにネタバレ
してしまいましたが逆ハー目指して頑張ります。
※この作品は同作者「夢と思ったら乙女ゲーム転生? やりすぎたあとなんですけど……」の続編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-05 14:50:02
8205文字
会話率:42%
ある日、気がついたら体が二歳児になって孤児院で世話されていた? ……これはいつものように酒に酔った夢ですね。10年ほどこの世界で生きていますが間違いなく夢です。 だって、そうでなければ私がこの中世ヨーロッパに見える剣と魔法の世界で、一国を
裏から操ることなんてできるわけがないんですからっ!!
……と、思っていましたが、ここって乙女ゲームの世界で私ってばヒロインだったそうです。
一体、なにがどうしてこうなったのでしょう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 08:28:51
9291文字
会話率:27%