私の名は「リリー」13歳
魔導師の祖父に「この騎士を帝国に届けてくれ」と放り出されました。
家は焼け落ち、祖父は雲隠れ、私の懐には僅かな銀貨。
「取り敢えずは生きねば」
黒騎士と共に、東へ東への大陸横断の旅。
何故か、同行の騎士が『放火&a
mp;殺人鬼』扱いに?!
「ちがいます、火をつけたのは祖父で、この騎士は……私のクエストの商品で」
小娘の話なんて誰も聞いてくれません。
ただのお使いクエが命懸け?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 20:30:03
352712文字
会話率:32%