【書籍化しました】それに伴い、題名変わっています。
病気でもないのに、疲れやすく、休みがちな更紗。それでもなんとか就職して頑張っていたけれど、ついに倒れた彼女が招かれたのは異世界の女神の部屋。「あなたは魔力を必要とする体質なのに、魔力のない
地球に生まれてしまった」という衝撃の一言。「地球からはあなたのような体質の人が何人も行っている世界なの。存在して魔力を吸ってくれるだけでいいから」と、魔力のあり余っている世界に強制的に送り出された。そんな穏やかな空気清浄機のはずの更紗の落とされたところは、実は魔物のあふれる世界で、魔物が強くて一歩も外に出られない。「いるだけでいいはずだったのに……」まず外に出る努力から始まる異世界スローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 06:00:00
811032文字
会話率:55%
僕はカイル、転生者だ、別に信じてもらわなくてもいいけど、一応別の世界、別の時代で生きていた記憶がある。それ以外は特別な事は何もない普通の子供だと思う。
身分的には結構良い生まれだ。騎士の家で長男、おまけに母は王子様の乳母だから乳兄弟とし
て将来は王子様の側近確定だ。
僕はこのまま王子様のお世話をして、のんびり暮らす・・・と思っていたんだけど、何だか色々あって大変なんだ。
でも大丈夫!可愛い王子様の為なら頑張れるし、魔力がしょぼくてもあれこれ工夫すればスローライフなんて簡単さ!
・・・ホントだよ?ねぇ?そうだよね神様?そうでしょ?え?身から出た錆?やだなぁ・・・そんなハズ無いって!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 19:00:00
68588文字
会話率:48%