『力は正義なり』『All we need is power』『力こそパワー』…この世には、力こそ全てであるとする言葉が多くあって、私はその全てが大好きだ。いくら頭脳を鍛えたって、金を集めたって、コネを築いたって、最後に勝つのは圧倒的な暴力と
武力だ。だから私は、力を追い求めた。その結果の今の私は、非力、童顔、低身長。頭脳明晰で、周りにはまさしく『ペンは剣よりも強し』を体現したような感じだねーなんて言われる。こう言わせてもらいたい。ふざけるな、と。私は小さい頃から全てを凌駕する力こそを望んで努力してきたのに、手に入ったのは頭脳と金と人脈と地位。そんなチグハグな状況にストレスが溜まりに溜まっていたある日の学校帰り、私はとある運命的な出会いをすることになる。…そう、この、『Epic of Ideal Land』と出会ったのだ。現実を超越した仮想現実の世界で、私、戦部 仁菜は望むものを手に入れるべく奮闘していく。これは、そんな私が鈍器を両手に圧倒的な力を手に入れるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 07:00:00
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会話率:36%