全人類は、苗字と同じ魔法を一つだけ使うことができた。その中でも特別とされる『言』葉魔法は、世界を掌握するほどの力を有している。
国唯一の魔法を教える魔央高校に通う音羽響喜は、同級生の信護、幼馴染みの舞香、そして、言葉魔法使いの千歳と共に高
校二年生に進級した。
だが、進級してすぐの魔法制御を教えるはずの授業で、生徒たちは戦争に使う魔法を教えられる。
やがてそれは、国だけでなく、世界三国を揺るがす事件へと発展していき……。
その中で、響喜たち四人の関係も少しずつ変化していく。
魔法世界では、きっと自分は魔法を使えない一般人だろう。しかし、一般人だろうと自分は魔法を使いたいのだ!
……と、いう思いから生まれた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-14 21:24:05
100533文字
会話率:29%