「僕、『算数の妖精』が見えるんだ」
隣の席の山田君が発した言葉はあまりに衝撃的だった。
まるでファンタジー漫画に出てくる氷の国の王子様なのに。
ううん?
そんな彼だから、こんなファンタジーな答えを返しちゃってるのかもしれない。
どんな返事をすればいいのやら。
だけどそんな心配は無用だった。
妖精は、わたしの元にも現れたから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 14:56:39
15622文字
会話率:37%
主人公は小学六年生の男の子でピアニストの卵。音楽の先生が好きで、先生のためにオリジナルのピアノ独奏曲を作ることになる……。
最終更新:2018-02-22 02:43:27
15954文字
会話率:39%