この国に、新たな王が誕生し、この国の節目を迎えている頃、俺のライセンスの査定がやってきた。今回も、何事もなく、査定が終わるものだと思っていた。だが、まさか、俺にも人生の節目と言うものがやってくるとは思いもしなかった。
ライセンスの査定の
日、何故か、俺は王の目に止まったようで、宮廷魔法使いの推薦を貰ってしまった。しかも、青い鳥も何故か宮廷騎士になっていた。いろいろと疑問を抱きながらも、城に行くわけだが、そこで目の当たりにするのは残酷なシステムだった。そのシステムに俺が食い殺されるのは時間の問題で………。
そんな中、青い鳥が動き出すわけだが、その鍵を握る“蒼狐”は既に亡くなっており……。
俺と青い鳥のドタバタコメディー第三弾。あいつは彼女の秘めたる想いを伝えることができるのか?
シリーズ
1 青い鳥と囚われの人形 《完結》
2 青い鳥と月へと咆哮する銀色狼 《完結》
3 青い鳥と彷徨いの犬《完結》
4青い鳥と嘆きの騎士《完結》
5青い鳥と偽りの王《完結》
6青い鳥と孤高の剣士《完結》
7青い鳥と誘いの天使《完結》
8青い鳥と夢見る純白の龍《完結》
9青い鳥と異国の守り人《完結》
10青い鳥と哀しみの業火《完結》
11青い鳥と時の預言者《完結》
12青い鳥と背徳の賢者《連載中》
13青い鳥と古の民《準備中》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 00:00:00
73933文字
会話率:38%