誰でも良いから助けて!
私は磔刑台の上で叫び声を上げる。
無実の罪で磔刑に処せられた私を助けたのは、吸血鬼の少女だった。
彼女は言う。約束通り助けたのだから、聖剣の乙女としての役割を果たせと。
いやいやいや、それ属性多過ぎ。前
王の妾、聖剣の乙女、吸血鬼の同盟者。色々矛盾してない?
問題を抱えつつ、人間の王国と吸血鬼氏族を巻き込んだ大騒動に私は巻き込まれるのであった。
そんな話のパイロット版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 19:00:00
13307文字
会話率:36%