ある日、雪代尚弥はネトフレと一対一のオフ会を開いた。
自分にだけ心を許しているその人物――縁は、まさかの干物系の女の子。そのことにも驚いたのだが、しかし開口一番、彼女の口にした内容に尚弥はさらに驚くのだった。
「私は本物の神様だ!」
もちろん、最初は信じていなかった尚弥。
しかし彼女の力を見せられ、信じざるを得なくなってしまう。そしていつの間にか、縁は彼の部屋に居座るようになるのだった。
少女曰く『自分はまだ見習いであり、多くの人の縁を結ぶ試験を受けなばならない』とのこと。そのために、何かの縁だということで彼女は尚弥に手伝いを頼むのだった。
縁は司令塔、尚弥はその補助役として。
二人は協力し、恋に悩む若者たちの縁を結んでいくのだった。
これは人の心に寄り添い、心を結ぶ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 21:01:04
5796文字
会話率:44%