時田守(ときたまもる)32歳、独身、会社員。
会社までには、千葉県と川崎浮島を結ぶアクアラインを通って東京まで高速バスで通勤する。
そんな通勤の際にいつも彼の襲ってくる腹痛に試行錯誤して耐えながら10年…
今日も彼は、襲ってくる悪魔に備えて
、様々な対策を施し、バスに乗り込む…
下痢止めを服用し、ベルトを緩め、お腹をマッサージしながら、襲ってくる腹痛に耐える…。もうダメだと思ったその時、脳内に響く機械的なアナウンス…
「腹痛を我慢した時間が5000時間をこえたので、レベルが2に上がりました。」
この物語は、長年腹痛を我慢した男が、現世では存在しないと思ってたレベルと言う概念を手に入れる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 11:00:45
1941文字
会話率:2%