幸せでした。
光り輝いて美しく照らし出される現実はとても暖かくて、愛おしくて、未来を想像するだけで心が踊って、この世の幸福を一身に受けているように感じてしまうほどに幸せでした。
子供が生まれました。
愛おしいあの人との、愛おしい子供が。
私
に家族ができました。
幸せで、暖かくて、愛おしい家族が。
ああ、なのに。
なのに、どうして、私が死ななければいけなかったの………?
※
内容が果てしなく暗いです。
ヤマもオチもイミもない、ただ主人公がジメジメしているだけのお話です。
※
以前、夢サイトに投稿していたものをオリジナルとして書き直したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-17 02:09:31
15947文字
会話率:15%