ヨーロッパ風ファンタジー世界のご令嬢たちのお茶会の話。お茶ガチ勢(紅茶日本茶中国茶ハーブティー)の作者が思うところをチラリと書いただけ。ホントにこの世界の「お茶」の仕様ってどーなってんの。たまに気になりすぎることがある。
最終更新:2023-06-19 10:16:09
3615文字
会話率:59%
高校生の藍は叔父である開の家に居候をし、彼の経営する喫茶店を週末限定で手伝っている。
藍が店長代理として店番をする日にはコーヒーが淹れられない代わりに趣味の中国茶を客に振る舞っているのだが、ある日不思議なお客さんが現れて……?
最終更新:2019-04-13 23:57:01
5846文字
会話率:37%
嵐の夜、崖の下へと流された茶樹の精霊は、ひとりぼっちで雨と風に耐えていました。
誰にも助けてもらえず冬になり、雪に埋もれ凍えていると、ひとりの殿方が茶樹の精霊を助け出します。
「礼には及ばぬ。寒い夜でも、こうして誰かと語らうときはあたたかい
」
精悍な顔つきに滲む優しさ。服の着方を教えてくれたときの、美しく逞しい身体。お茶の精は初めて感じる胸の高鳴りに戸惑いながらも、「人間」である彼に惹かれてゆきました。
そして。
あなたと、一緒に、いたい――――初めての想いが蕾をつけたのです。
<お茶文化が隆盛を誇った中国・清の時代に着想を得た、お茶の精と人間の恋物語です。「ひとり+二人」の心模様、過去、抱えた傷と愛のかたちを描いてゆきます。 >折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 20:00:00
51446文字
会話率:36%