神々が見守る遠い世界のお話
それは美しい声を授かった一人の少女。
その声を聞けば、人々は幸福に包まれある者は涙し、ある者は笑顔になると。その歌声を天に捧げ祈る。それだけで世界に少しだけ幸福が訪れて、平穏に暮らせる。そんな非凡な唯一無二の才
能を授かった少女。
そんな彼女に心を奪われた王子。美しくも華やかな恋物語が始まる━━━━━ 筈なのに。
周囲の思惑とは反して中々恋愛に発展しないのは、彼女の意識の下には前世の記憶があったから。希に見る残念女子であった記憶が残る少女と、そんな少女をものにしたい王子の攻防戦です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 15:54:36
29673文字
会話率:43%
『赤龍と田舎領主の娘』を大幅改稿しましたので、これからは此方に上げていきます!
前作を見てくださっていたかた、長らく応援ありがとうございました。これからも、宜しければ応援してやって下さいませm(__)m
☆以下あらすじ☆
龍が治める西の大国
エーティス
純粋な力でなら国主である黄龍を上回るほどの凄まじい力を有した赤龍は愛情に飢えていた
田舎領主の娘は現代日本で92で永眠した明治大正昭和平成という激動の時代を生きたおばあちゃん
「貴方様のどこが恐ろしいというのでしょう?とても優しい目をしているわ」(そう、愛犬コロのような)
見た目平凡、中身(知識とか度胸とか)非凡な無自覚娘(精神年齢110歳)と怖面イケメン、でもへたれ人外(2500歳)との中々発展しない超高年齢恋愛物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 00:00:00
248390文字
会話率:42%