幸福なのは不幸であり、同時に罰である。
自他共に認める「不幸人間」こと渡辺深幸は高校入学初日に両腕を骨折した。
衝撃で記憶はないが、階段から足を滑らせた女子生徒を受け止めた結果のものらしい。
両腕骨折程度、いつもの事なので気にしていなかった
のだが、なぜか俺が受け止めたらしい女子生徒「雪時香夜」が「恩返し」と称してつきまとうようになった。
新雪のような真白の髪を持ち、才色兼備という言葉が似合う彼女はどうやらこの学校の生徒会長らしい。
騒がしくてお節介。迷惑ごとは大量に持ち込んで、いつだって暇無しの日々を作る。
一人で静かに暮らしたい俺にとって彼女も不幸なのか、今の時点ではわからない
けれど、このままではいられない。この幸福を享受し続けてはいけないことぐらい、わかっている。
これは両腕を使えなくなる事故をキッカケに紡がれる、俺と先輩の何気ない日常。
そして、その日々が俺にとっての幸福になるまでのお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 04:00:43
48519文字
会話率:66%
清楚がタイプを公言するゲーム好き主人公、時岡優人。
高校の美術の課題で帰るのが遅くなったある日、飛び降り自殺しようとした少女を受け止めて両腕を骨折する。
少女の見た目は清楚そのものだったが、中身はとんでもないヤンデレ。
清楚を公言する時岡は
ヤンデレを受け入れることが出来ず、日常生活の中にまで入ってくる少女から逃げ回る。
「俺が求めてるのは清楚であって、清楚系ヤンデレじゃあねえんだよ!」
しかし、なんだかんだ両腕を骨折していることを理由に、少女と仲よく暮らしていく。
―不定期更新―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 22:34:19
121433文字
会話率:40%
不器用すぎて、1週間60時間勉強して、学年ビリを超えて成績は「圏外」と言われ留年。
体育でサッカーボールが上手く蹴れず、
勢いつけて蹴ったら、勢いあまり一回転して転び、両腕骨折。カラオケで歌うと音痴すぎて、カラオケの機械が86%の確率で壊す
、日本一の不器用少年、武田鈍太郎。
そんな鈍太郎が、
その不器用さを、逆に活かして、
人をめちゃくちゃあげる人助け産業、
「底上げ屋」を始める。
こうして、鈍太郎とこれから新しく加わる
不器用でダサすぎる仲間、ダサメンズ達が
不器用を武器に成長するダサコメ★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 00:54:01
4526文字
会話率:29%