神を信じない男。
そんな男が神の補佐官に?
むしろ神の補佐って?
苦悩の絶えない補佐官のドタバタストーリー。
最終更新:2024-11-09 22:00:00
12021文字
会話率:31%
「――だから、ぼくは殺そうと思う。過去の自分自身を」
* * *
ぼくには記憶がなかった。
この目に映る何もかもが、白いベッドに横たわるぼくを惑わせる。白い天井、白い部屋。窓の外に見える青い空さえも。
ぼくにはわ
からなかった。ここがどこなのか、どうしてこんなところにいるのか。
ぼくは自分が何者なのか、まるで覚えていなかった。
小さな円形のテーブルの上に、見慣れない機械のようなものが置いてある。
『時間転送試作装置』
『これを用いれば、使用者は設定した任意の時間に移行することが可能であり、並行世界を生成することが可能である』
そう書かれた一枚のメモ用紙が、いびつな形をした機械に付随していた。
――やがて、自分が何者かを知る、時間を超えた探求の日々が始まりを告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 17:02:49
1117313文字
会話率:27%
高校二年生の霧島裕也は学校の休み時間になると、ノートに頭に浮かんだ世界を描いていた。クラスメイトから馬鹿にされているとき、白い服を着ているであろう人型が現れる。その人型とともに神界に連れていかれる。そこには世界生成機があり、裕也は自分が思う
世界を作り上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 00:27:48
594文字
会話率:35%