何百何千とある世界、そのひとつであるカナンの守護者、世界守の家系に生まれた少女、霜月白花は生まれてすぐ、外の世界からの侵略者により、両親を殺されてしまう。両親の敵討ちのため、白花は世界守を継ぐが、いつしか人を傷つけることを嫌い、戦いを拒むよ
うになっていた。
そんなある日、外の世界からやって来た不思議な少年との出会いが、彼女の運命を捻じ曲げていく。
外の世界からの訪問者や、カナンの仲間たちとの戦いの中で、白花が知っていく事になる、世界と霜月の秘密とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-07 17:01:06
432710文字
会話率:48%
何百とある世界の1つ、『ヴァルハラ』では複数の戦闘集団がいつ終わるとも知らぬ戦いを何百年と続けていた。その戦闘集団の中で一番の勢力を持つ『リンドウ』は、三兄妹をリーダーとし、多くの戦力の補強を続けていた。
意味を持たない戦いを誰も不思議と思
わない、当たり前だから、その言葉が頭の中に根を張り消えない。
戦争に勝てば何か変わるの、戦争に負ければ死ぬしかないの、もし終わればまた新しい戦争が始まるんじゃないの…
こんなのっておかしい、三兄妹の末っ子、ヒナは世界をうたがう。
この物語は現行シリーズ「世界に捧ぐ幻想花」の第1章につながる話です、興味を持たれましたらよろしければ現行シリーズもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-22 17:30:00
50111文字
会話率:39%