高校1年の9月。主人公――七夕風帆は父から突然、再婚したことを知らされる。更に、再婚相手には同い年の娘が居るという。しかし、性格上そういうことに興味を持たず、別に気にすることでもないと思っていた風帆。そして、再婚相手が同じ屋根の下で住むとい
う日、風帆は初めて相手を知る。姓を早乙女。どこかで聞いたことのある姓であり、その日顔を見て分かった。それは同じクラスに所属する、天真爛漫な美少女として有名な早乙女澪の母親だと。誕生日を2月6日とする風帆に対し、澪は4月15日。当たり前のように義姉となった澪は姉と呼ぶことを望んで来たりと早速その明るい性格を顕にする。友人や自分の知る仲のいい関係を築く人以外に興味のない風帆だが、澪のその押しにドンドンと押されて……。
彼氏持ちでも家族だから問題ない。そう言い張る澪に対抗する風帆。揺れ出す家族という関係の思い。どうなるのだろうり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 17:23:40
176449文字
会話率:59%
星姫のように身分の低い生まれであっても、見事な布を織る技術を身につけ、慎ましやかに過ごすことが出来れば、必ずや良縁に恵まれると、そう言い伝えられた物語。
もうすぐ七夕なので、七夕モチーフの童話調の物語をお披露目です。
煌めく夜空、静かな海
、淡い恋心と一緒にどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:02:06
9186文字
会話率:19%