七歳の誕生日、シャルロッテは思い出した。自分は乙女ゲームの悪役令嬢だと。あらゆるエンディングで処刑されるか追放されて死ぬかの二択の人生なんてやってられるか!すべての元凶である婚約はすでに結んでしまった後で、ならばとシャルロッテは切り替えた。
乙女ゲームのヒロインは男爵の妾の子で元平民だ。そのヒロインを男爵が見つける前に処分してやる!そうすればゲームの物語は始まらないはず!
――問題は、条件に当てはまるヒロイン(仮)が七人もいることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 20:01:10
12518文字
会話率:45%
友人の勧めである美少女ゲームにハマってしまった大学二年生の星塚隼は、来週に迫った定期考査のために図書館へと赴いていた。
そこで隼は、一冊の古めかしい本を見つける。タイトルは『星片(せいへん)物語』。
それを何となく読んでいくうち、本の設定が
今ハマっているゲームと似通っていることに気が付く。
そして気が付いてしまった隼は本が発した光に包まれて――――
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諸事情で、更新ペース自体は4日に一度更新ですが、多少前後する時があると思いますのでご容赦ください。
5月24日追記:現在物語のプロットから見直しています。ですので更新は止まっていますが、再開は1ヶ月後を目指しております。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
6月16日追記:更新再開予定未定に変更。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 00:12:25
15213文字
会話率:34%