地球で高校生だった江藤瑠璃は、異世界であるベルリ大陸へ転生する。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
そんなルリエルが営んでいるのが、男娼館「ハルピ
ュイア」である。
女性の地位がおしなべて低いベルリ大陸において、女性を癒し、励ますために作ったこの男娼館は、勤めている男子が六人と少ないものの、その良質なサービスで大人気となった。
ルリエルにはもう一つの顔があり、それは夜な夜な出没する近隣のならず者を魔法で排除する、治安安定化と個人的な趣味を兼ねた義賊のようなものだった。
特に、なにかしらの悩みを抱えていることが多いハルピュイアのお客の女性には、肩入れしてしまうのが常である。
ルリエルを信頼する六人の男子は、それを知った上で毎日の女性奉仕に精を出している。
元北国の騎士団長、キーランド。
元素手格闘(パンクラティオン)の王者だった、筋骨たくましいダンテ。
草花に詳しく、内気ながら人好きのするトリスタン。
美少女と見まがうばかりの金髪の美形、カルス、などなど。
彼らと共に目の前の女性たちのために尽くそうとするルリエルだったが、彼女の持つ力ゆえに、時には大陸の人類全体の敵である「六つの悪魔」を相手取ることもある。
大陸人類最強クラスの者に与えられる称号である「七つの封印」の一人であるルリエルは、今日も彼女なりに、精一杯生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:00:00
138426文字
会話率:45%
都会慣れしてない少年が一枚の葉っぱを拾ったことをきっかけに、異世界で牧場ライフを送ることに!ドタバタ忙しい日々の中、七つの封印の鍵を探すべく奮闘していたのだが。
動物と自然、温かい人たちに囲まれながら、牧場ライフを楽しむそんな、物語、のは
ず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 12:03:59
183539文字
会話率:54%
聖書の黙示録を聖句と聖句を照らし合わせて丁寧に読み解いていきます。
最終更新:2020-06-19 06:42:53
2282文字
会話率:10%
【注意】
本作は ADV 型のノベルゲームのテキストを意識して書いています。
形式上、読みにくい箇所もあるかと思いますが、ご了承願います。
——緋色の姫の 秘めたる想い
——文に封じて 深々眠る
夕方になると聞こえくる、子どもの歌う数
え歌
古の想いを現在へと伝え、悲愛を深く眠らせる
とある島へ転校してきた高校生、笠原 修人が出会ったのは、
過去を求めて戻った女性
傷を隠して島へ来た少女
ひとりボールをつく童女
かつて島を護っていた『緋色の姫』と呼ばれる神の巫女
今も島に残るのは、隠された数え歌と七つの封印
そして神隠し、今も残る呪術のかけら
「関わるかどうかは、お前の自由さ————」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 20:00:00
131949文字
会話率:39%