日常に魔法が存在する現代。ごく一般的な魔法使いの家庭に生まれた「古乃小乃実」は、今年から通う魔法学校のために、学校が近い祖父母の家にお世話になる予定だった。
だが、どういうわけか予定が変わり、祖父母の近所に住む「車輪の付喪神」の家にお
世話になることに。
付喪神の「鉄次」は二百年も生き、国宝にまで認定されたすごい妖怪。しかし彼は人間大好きでとても友好的、しかもゲームや漫画をたしなむ、実に人間臭い道具だった。
そんな九十九神と魔法使いと、そして学校の仲間達による少し変わった日常小説。時々シリアス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 23:32:09
31674文字
会話率:58%
俺の名前は川村 春。
普通の家庭に生まれ、普通の小中高と順調な人生を歩んでいるつもりだった。
ある日、高校の授業中に召喚に巻き込まれ異世界へと望まぬ来訪をする事となった。
周りが【絶対貫通】や、【幻想の奇術】など、カッコイイ最強スキル
を手にしている中、期待して自分のスキルを確認すると【風魔法】…?
詳しく聞いてみると、一般的な魔法使いが初めの方に楽に覚えられるスキルだと言う。ふざけんなよ!!
これは、最弱クラスのスキルを手にし、追放された主人公の成り上がり物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 20:59:29
1742文字
会話率:52%
スラムで何の変化もないつまらない毎日を送っていたカイはその日、人生を大きく変える運命的な出会いを果たした。
ゴミ捨て場のゴミに混じって1人の女が落ちていた。
「超絶天才美少女魔法使い、ステファニー・ヴィオネとは私のことよ!」
カ
イはその言葉に半信半疑ながらも駄目元で彼女に魔法を教えてくれと弟子入りを頼んだ。
「はっきり言ってカイに魔法の才能は無いわ。血反吐を吐くような修行をしてやっと一般的な魔法使いレベルになれるかどうかってところね。それでもカイは私から魔法を教わりたい?」
弟子入りの前に才能が無い事実を叩きつけられたカイはそれでもと弟子入りを決意する。
「カイ、魔法を上手く扱えるようにするために何が一番大切かわかるかしら? 自信よ。己に、己の魔法に絶対的な自信を持つの。少しでも自分の魔法に疑問を抱いてしまうだけで精度に大きな差が生まれるわ。だから常に自分に自信を持ちなさい」
「カイ、このキノコは焼くととても香ばしい香りがして美味しいのよ。でもこのキノコに似た毒キノコがあるから注意が必要なの。傘の裏側によく見ると薄くて青い斑点があるでしょ、それが毒キノコよ。食べると3日はお腹を下して地獄を見ることになるから注意しなさい」
彼女は魔法もそれ以外のことも、色んなことを俺に教えてくれた。
「いやッ!! これ以上私に近寄らないで!! どうせ、どうせどうせどうせあなたも私を裏切るんでしょ! いやいい聞きたくない何も喋らないで! 早く私の前から姿を消して! これ以上近づくなら跡形も無くあなたを消し去るわ!!」
彼女は酷く怯えていた。
彼女に手を差し伸べようとしても拒絶される。
こんな俺が彼女を救うことができるのだろうか。
いや、違う。これまで俺は散々彼女に色々と与えてもらってきたじゃないか。
今度は俺が彼女に与える番だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 18:07:02
50463文字
会話率:42%
14歳で命を失った石田 雅人は運良くファンタジー世界への転生を果たした。しかし、生まれながら運に恵まれなかった雅人は転生先でも過酷なステータス差に苦しむ事になる。
最終更新:2017-07-22 03:22:03
600文字
会話率:29%
彼女にはほんの少しだけ人とは違う能力があった。
魔法使い?そうかもしれないね。
でも一般的な魔法使いとは決定的に違うところがあるんだ。
それは彼女の能力が微妙すぎて誰にも何にも害も得も与えられないところだ。
だからこそ、おもしろいんだけど
ね。
感想・批評お待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-15 01:04:34
375文字
会話率:0%