高校生、佐藤汐は始業式の日、突然既視感を覚える。
例えばクラスメイト、例えばテストの内容、例えば友人との会話。
3年生になるはずの自分の名前は、2年生の欄にある。
同じ時間を繰り返している―ループしている?と漠然と悟った汐は、
このループか
ら抜け出すために行動を起こすことになる。
これは、そんな彼女の奮闘記である。
【2014/5/1→一年経過して読み返すとだいぶ酷かったので、設定変更して少し書き直しました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 00:00:00
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会話率:54%