「北郷一刀」は聖フランチェスカ学園に通うごく普通の高校生である。普通に学園生活を送っていた彼であったが、そんなある日、彼は朝寝坊をしてしまう。大慌てで寮を出て学校へ大急ぎで向かっていたが、その途中謎の光に包まれて意識を失ってしまう。次に彼が
目にした物は、見た事も無い光景であった。右も左も判らぬ土地を当て所なく彷徨う一刀であったが、遂に力尽きて行き倒れてしまう。然し、運良くその場を偶然通りかかった少女に一刀は命を救われる。その少女は姓は劉、名は備、字は玄徳と名乗った。
彼女に導かれ、激動の時代を生き抜いた漢と出会った一刀は、自らも激動の時代の渦中に飛び込む事になったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 20:36:29
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会話率:60%