「宮廷掃除係のリンナよ、貴様はクビだ!」
リンナは宮に勤めるエルフだった。
勤続1000年。
ただの1日も欠かすことなく、たった一人で掃除を続けてきた。
清掃魔法を極めたリンナのおかげで、広い宮のどこにも塵ひとつなかった。
いつしか綺麗な
のが当たり前になっていた。
「帝のおわすこの宮は聖域なり! 元より汚れなど存在しないのだ! ゆえに、掃除係も不要!」
実力を認めてもらえず宮を追い出されたリンナは、なりゆきから冒険者になった。
魔物の掃除にトラップの洗い出し、毒ガスの換気にお宝の分別などなど。
極めた清掃魔法はダンジョンの中でも最強で……。
リンナは瞬く間にトップ冒険者に成り上がっていくのだった。
一方、掃除係がいなくなった宮は見るも無残に荒廃し……。
帝はリンナに泣きつくのであった。
【『★』のつく回は視点が変わります。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 12:02:34
86339文字
会話率:28%
「私と――――てくれませんか?」
中学三年生の冬。神里 白夜(かみさと びゃくや)は失恋をした。
冬は過ぎ、春を迎えた季節。
高校生となった白夜は、友達も作らず一人での学校生活をしていた。
とある日の夕方の教室。白夜は一人で掃除を
していた所に突如、噂のクラスメートである黒咲 すず(くろさき すず)が掃除を手伝う所から、白夜の心はほんの少しずつ変化し始める。
なぜすずは白夜に接近したのか。
すずの謎の正体と原因は一体どうなっているのか。
白夜は一体どう変化していくのか。
訳あり新米カクヨム小説家、白雪さんが送る彩りもった訳ありラブコメディがここに始まる。
【カクヨムにて同時掲載中です】
https://kakuyomu.jp/works/16817139556773093548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 03:22:28
1894文字
会話率:16%
休日にしか出来ないことをしてみませんか?この作品はノンファンタジーですのでご了承してください。
最終更新:2013-05-31 22:00:00
510文字
会話率:100%