むかしむかし、セーヴェルと呼ばれる北の地のさらに北の果てに、魔王と呼ばれるモノが在りました。魔王はセーヴェルの領主の娘を攫い、北の果ての宮殿に閉じ込めてしまいました。領主は娘を連れ戻した者に莫大な褒美をとらせる、というお触れを出しました。
その話に心を動かされた一人の狩人と、彼を取り巻く人々の織りなす、雪の国の物語です。
文体は童話らしくないのですが、某ロシア民話をモチーフにしていますので、童話扱いということでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 16:00:00
29505文字
会話率:41%
久澄舞夜(くずみまいや)は24歳、OL2年目のクリスマスを目前にして学生時代から付き合っていた彼氏から別れ話を切り出された。やけ酒を呑みまくった末に眠気がさし、その直後に自分が見知らぬ白銀の世界にいることに気がつく。彷徨いつつも人のいる場
所を探して出会ったのは、一見猟師とおぼしきエーディクと名乗る男性。彼の協力のもと、舞夜は世界と自分をとりまく謎の探求に挑むことに……なるの? 料理おいしいとか魔法使えて面白いとか、そこで喜んで満足してない?
本編完結済。加筆やら番外編やらの予定が無きにしもあらず、といったところなのですが、新作の連載を開始したのでひとまず完結済状態にさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-04 06:00:00
159241文字
会話率:61%
先日、完結しました「お座敷えるふさん」(旧題語り部えるふ)の番外編です。初めてお読み頂く際は、先にそちらを見て戴ければ幸いです。こちらは時系列はバラバラです。
※一部、民謡や大きなカブ(ロシア民話)を元にした小話の為二次創作タグを追加しまし
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-31 22:19:35
39690文字
会話率:42%