無辜の民を救う旅の途中、大怪我を負って倒れてしまった西の騎士エルリンテン。彼女を助けた東の騎士は、美しいエルリンテンに一目惚れしてしまう。内乱で荒れゆく国を憂い、今すぐにでも旅立ちたいエルリンテンだったが、騎士の懇願を受けて彼の領地で療養す
ることにする。今まで少しも幸せというものを感じたことがなく、ただ人のために戦ってきたエルリンテンは、東の領地で騎士や子どもたちと関わる中、自分が忘れていた「私だけの恋をする」夢を思い出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 07:32:53
19392文字
会話率:38%
自殺の理由も色々ある。人生に悲観したから、借金のせい、いじめ等
主人公の田中は異世界転生のラノベが大好きであった。オタクではあるがヤンキーからいじめられるわけでもなく、周囲の仲間と楽しくオタク談義ができ、これといって人生に不満はなかった。
ただ1つの不満は、魔法や特殊能力が使えないという点だけである
そうだ、だったら自殺しちゃえば異世界転生できるんじゃね?
その考えに至るまでにさほど時間はかからなかった。
そうと決まれば迷惑にならないよう森の中にある廃墟から始めよう。俺の異世界生活を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 20:59:52
1307文字
会話率:34%
タイトルちょっと戻しました。
魔術の才能が全てを決める世界で、名門貴族エメロード家の次男として生まれたリンテンス。
類まれなる才能をもち、神童と呼ばれていた彼は、いずれ魔術師の頂点である聖域者(パラディン)になることを夢見ていた。周囲から
の期待も厚く、何もかも順調だったある日、突然悲劇は起こる。
一筋の雷がリンテンスに落ち、十一種の属性が扱えた魔術が、雷属性一つしか使えなくなってしまった。名門の生まれで一属性しか使えない魔術師などゴミ同然。家族は手の平を返すように彼を見捨て、離れた別荘へと追いやる。
神童から出来損ないになったリンテンスは、一人ぼっちで絶望の淵にいた。自死すら考えた彼を救ったのは、聖域者の称号を持つアルフォース。アルフォースに才能を見出されたリンテンスは、彼の弟子となり、自分を見捨てた家族や周囲を見返すために再び立ち上がる。
これから始まるのは、一度全てを失った少年が努力と秘めたる力で成り上がり、最強の聖域者となる物語。
そして彼は、彼の元に集った仲間たちと共に、世界の存亡をかけた戦いに身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 17:00:19
216215文字
会話率:41%
かつて、神の支配に抵抗した人類は大災厄という破壊を経験し、神たちは遠く北辺の地に隠棲し人との関わりを絶った。その世界は、神無きのちに急速な工業発展により戦争の様子が一変していた。
特に一代でリンテント王国を起こした武闘王クロムは、その勢力を
最も伸長させた存在だった。彼には四人の娘がおり、上の三人は国軍の中心を担っているのだが、ついに末姫クリスティーナの初陣の日が近づいていた。彼女が投入された戦線は、とんでもない大混戦へと国を導くのだった。
「NOVEL DAYS]で同時連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 04:38:25
28380文字
会話率:35%