俺は城田蒼司。この白麗学園の厳格なる生徒会長だ。その厳しさゆえ、一部の生徒からは“生徒会の鬼”とも呼ばれ恐れられている。しかしその一方で、俺の堅実かつ厳格な生徒会運営は先生方から高い評価を受け
「ドライアイスをペットボトルに入れるだけの簡
単な実験じゃないか。何が問題なんだい?」
「問題しかないわ。馬鹿かお前は」
……ゴホン。高い評価を受け、“白麗学園の陰の大黒柱”として頼りにされている。ま、俺の実績を考えれば当然の結果だと言え
「仕方ない。水槽に金属ナトリウムをぶち込むだけの簡単な実験にするよ」
「おいコラ、なにいかにも『妥協しました』って顔でサラッと危険度上げてんだ」
んんっ!ま、まあ?約1名、“化学部の姫”とか“白麗学園のマッドサイエンティスト”とか呼ばれる問題児がいるが、そんなことは些細な問d
「会長!第一理科室で爆発が!!」
「あんの女ぁ!!」
※燦々SUNと弧滓 歩之雄のリレー小説です。「柱」「姫」「ナトリウム」をキーワードとして短編を書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 20:20:48
15099文字
会話率:30%
ある日の授業中、俺達はクラスごと異世界に召喚された。なんでも、異世界で行われた“勇者召喚の秘儀”とやらが上手くいかず、教室内にいた人間全員が巻き込まれたらしい。しかも、召喚される先は王宮ではなく超危険なスラム街だとか。その上、俺含むクラスメ
ートの職業はおかしなものばかりで…… ※燦々SUNと円雅のリレー小説です。「帽子」「紫」「占い師」「無法地帯」をキーワードとして短編を書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 20:05:08
10126文字
会話率:39%
”エルフは、死ぬと宝石になる。”
宝石(エルフ)狩りの跋扈する街。欲にまみれた街並みを、駆け抜ける少女があった。
その身に纏うは群青の服。
手にもたげるは、一丁の銃。
「待っててね、メリル。私が絶対、生き返らせてあげるから」
火
花を放つ撃鉄は――死した友を救うために。
※もっしゃんと上崎秋成のリレー小説です。「エルフ」「学生」「航海」「宝石」をキーワードとして短編を書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 21:06:56
16223文字
会話率:43%
吾輩は野良猫である。このコンクリートジャングルにおいて、狩りに生きる孤高の野良猫である。たとえ罠にかかって逆さ吊りにされていようとも、誇り高き野良猫なのである。……誰か助けてください。あぁ、頭に血が、血が……!
※燦々SUNともっしゃんの
リレー小説です。「猫」「ひも」「不可抗力」をキーワードとして短編を書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 19:23:10
4622文字
会話率:33%