これは、一時はドン底に落ちてしまった少年と天使が、自分達を見捨てた奴らを後悔させてやるという共通の思いが切っ掛けで始まる、王道成り上がりハイファンタジー────
魔法の名門ベリオール侯爵家に生まれたにも拘らず、魔法の才に恵まれず、魔法に対
する興味にも乏しかったレイ・ベリオールは、十二歳のある日……
「勘当だ」
その父の一言で姓を失い、ただの『レイ』になった。
そして、どこかもわからない山の中に捨てられ、もう生きている理由さえ見失いかけていたレイ。
そんなとき、レイは山の中で全身怪我だらけで倒れている天使──『ソフィリア』と出逢う。
初めは自分には関係ないと通りすぎようとしたレイ。しかし、どうしてもその天使の姿が今の自分と重なって映ってしまい、ほっておくことが出来なかった。そして、たまたま見付けた山小屋に運び込み、一晩中治療を施すことに。
そして、翌朝目が覚めたソフィリアは、自分を治療してくれたレイにお礼をするということで────
「俺に、魔法教えて」
「良いでしょう! 君を最強の魔法師にして差し上げます!」
「最強は目指してないかも……?」
「たかが生まれて数十年の人間ごときが私に口答えですか?」
それからレイはしばらくソフィリアのもとで魔法を学ぶことになったのだが、その内容は根本的に人間の魔法理論と異なる、常識を超えたモノばかり。
その中で、レイの秘められていた才能が徐々に花開いていく。
そして四年後……十六歳になったレイはソフィリアと相談し、王立魔法学院に入ることになる。
久し振りに人間と交流するレイはやはり浮いてしまうのだが、理由はコミュニケーション能力がどうのではなく、しばらく文字通り人外のソフィリアと過ごしていたため、すっかり人間の常識を忘れてしまっていたからだ。
そんなレイはなるべく目立たないように立ち回ろうとするのだが、周囲の人達がそれを許さない。生徒会長に王女様……王国を守る近衛魔法騎士団まで様々……。
というワケで、一度レイが歩み始めた人間の常識を超えた最強の魔法師の道は、後戻り出来ないのだった。
そして、まだレイ本人も知らない。
のちに『天助の魔法師』と呼ばれるようになることを────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 12:29:05
101673文字
会話率:38%
平凡に社会人生活を送る、清斗。
ある日、彼の乗った満員電車が異世界へと飛ばされた。
約2000人もの乗客には能力が宿っており、清斗は「一握りで命を奪う」能力を手に入れる。
乗客たちは生き延びるために動き始めるが、魔物の襲撃などによっ
て犠牲者が増えてしまう。
状況は混乱し「異世界を生きたい派」と「異世界から帰りたい派」で意見が割れ始める。
そんな中、清斗は一人の女子高生と出会った。
彼女は現代社会で復讐を目論んでおり、そのターゲットが電車に乗り合わせていたのだ。
この機をチャンスをとらえ殺人を犯そうとする彼女を、清斗は自身の能力を持って阻止しようとする。
これは、現代社会に生き、大事なものを失った人間の成長を描き、
とある一人の男が自分の能力を駆使して多くの人々を助ける為にファンタジー世界を翻弄する物語。
次の行き先は、生還か、絶望か……
※バトル、デスゲーム、サバイバル、ラブコメ要素アリ
序盤はサバイバル要素が続き、だんだんファンタジー化していきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-04 17:52:01
7164文字
会話率:44%
とある酒場の店員が世界最強⁉
主人公と酒場の店員達による世界と戦い、客とも戦う!?
世界を救う時間あるの?
14歳になり一人暮らしを始めた主人公。お金を稼ぐために働き始めた居酒屋。
この居酒屋にはとんでもない秘密が、、、。
ほのぼのするよう
でしないかもしれないファンタジーライフ!!少しラブコメ要素アリ?
主人公は世界を救えるのか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-06 07:03:12
8181文字
会話率:66%