「待たせたね、メグ。俺、離婚しようと思うんだ」
今まで恋人だと思っていた彼は、まさかの妻帯者だった!
絶望するメグに追い打ちをかけるように彼の奥さまの使いの人間が現れた。
相手はお貴族さま。自分は平民。
もしかしてなにか刑罰を科されるのだ
ろうか。泥棒猫とか罵られるのだろうか。
なにも知らなかったメグに、奥さまが言い渡した言葉は「とりあえず、我が家に滞在しなさい」
待っていたのは至れり尽くせりの生活。……どういうこと?
居た堪れないメグは働かせてくれと申し出る。
一方、メグを騙していた彼は「メグが誘拐された」と憲兵に訴えていた。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 11:00:00
152762文字
会話率:27%