どこにでもいる普通の高校生の青年が、異世界に召喚された。それは、神のきまぐれでも偶然でもなく、とある魔導師が起こした「相互転移」の結果。
彼は愛する「日常」を失い、闘争の道を選ぶことを余儀なくさせられる。
彼は得た、世界最高峰の魔導師の人造
人間としての肉体を。
そしてその対価とは『1000日以内に龍王を殺し、その魔石を飲み込まなければ死ぬ』という魔導師のかけた呪い。
これは決して卑怯(チート)などではない。1000日という余命(リスク)を背負わされた、とある青年の物語。
化物殺しの英雄譚(サーガ)のような、あまりに無謀な物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 18:03:12
5052文字
会話率:31%