ずっと昔から、そこには巨大な塔があった。
科学と魔法、二つの技術が発達した日本には「塔」と呼ばれる建築物があった。いつからあるかも分からず、しかし中から貴重な遺物が見つかる塔に魔法使いたちはある者は金を、またある者は夢を求めて塔を昇る
。
そんな塔の周りには町ができ、そして魔法を学ぶ学校ができた。国立塔魔法学校。そこに通う落ちこぼれの青年鹿島一也と面倒くさがりな青年小鳥遊昇太が出会う時、物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 14:15:29
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会話率:51%