史上最強と言われた大魔術師が唯一書き残した魔術書。しかし、世界を支配出来る程の魔術が納められたその書は一度たりとも存在を確認された事はなく半ば伝説の域になりつつあった。
場所は変わって、日本の某県某所。本好きの高校生染谷律(そめやりつ)が
行き着けの古本屋で偶然手に入れた黒い本は伝説の魔術書。成り行きからその意志を持つ魔術書の主人(マスター)となった律は、彼女(?)のルーツである異世界のとある王国へと転送させられる。但し、その魔術書の魔術を使用するには、あるとんでもない制約があって----
偶然から始まるファンタジー。作者初のジャンルに右往左往しておりますが、皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-16 22:07:31
12159文字
会話率:64%