切っ掛けがあったとすればそれは親父殿の一本の電話だろうか。
「お前の生活を考慮してメイド、雇っといたから」
正直助かった。
家事をろくにしない今の我が家はカオス一歩手前までに汚れていたわけだから。
しかもメイドとか、なかなかに親父殿も分かっ
ているじゃないか!
ワクワクしながら待ってるとやって来たメイドさん。
フリフリのピンクの今風メイド服に身を包み、頭の上でピコピコと動く猫耳がなんとも可愛らしい。
ここまではパーフェクトだ。 ・・・・・・筋骨粒々のおっさんであることを除いてだが。
「今日から宜しくお願いします。ご主人様♪」
「チェンジっ!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 17:00:00
1158文字
会話率:23%