鬼殺しを生業とする陰陽師一族に生まれながら、修行を怠け、日がな一日鬼と遊び呆けのんびりと生きてきた煉。心を絡みとり、押し潰す此の世の全てから自由になりたいと願いつつ、兄を探して旅を続ける少年と妖、そしてヒトの出逢いの物語。
第一章は現代編
パート1、第二章は煉の過去編、第三章からは再び現代編となっています。基本的に一話完結なのでどこから読んでもOK。時々挿絵あり。
1-1-2015 タイトルを『八百比丘尼』から『ミソサザイの歌』に改めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 11:25:10
827515文字
会話率:51%
海のモノを拾ってはいけない、と少年は言った。
海には様々なモノが流れ込む。人が棄てたいと、忘れたいと願う多くのモノ。だから、陸に棲む者は、むやみやたらと海のモノに手をだしてはイケナイ――
『ミソサザイの歌』の主人公が友情出演していますが、
本編を読まなくても差し支えはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 00:00:00
9842文字
会話率:42%