この町に越してきて半年。気が付けばクリスマスシーズンだ。
町を歩いていると子供たちが楽しそうに「サンタさんから何もらう?」って話をしている。
サンタがいるって信じている子供の多い街なのねとほのぼのしていると、スーパーで会ったお隣の奥さんが言
った。
「そっかあ。サカキさんはこの町に来て最初のクリスマスだっけ?それじゃあ無理ないわー」
なんでもこの町には「サンタ・コーポレーション」という会社があるらしい。
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このお話、実はワタシがちっちゃいころの子供にしていたものでして、息子に「サンタさんに早く予約しないとプレゼントもらえなくなっちゃうよ」から発展してます。
はい、わかってます、サンタさんは北欧から来るんだよね。でもこれはこれで夢があるってコトで。
この作品は自ブログ「セイルママのお話倉庫」http://seirusstories.blog96.fc2.com/に載せていますが、近いうちにブログを消す予定なのでこちらに移しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 00:35:09
6716文字
会話率:35%