普通の社会人だったのに、あるゲリラ豪雨の移動中に死亡。
死ぬ直前、なぞの自称マザーコンピュータに拾われた彼は、気づいたら見知らぬ異世界で、宇宙人製アンドロイドの身体にされていた。
『探査機だけではどうもわからんのじゃ。おまえさん、この世界を
旅して回ってみてはくれんか?』
『はぁ、まあ旅行は好きですし、いいですけど』
しかし、用意された乗り物は……死んだ時に乗っていた愛用の軽自動車。
『え、これでいいの?』
剣や魔法とはまったく縁のない、おかしな異世界旅行記が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 12:00:00
287598文字
会話率:44%