能島市消防団の埴生分団は、市内最低の弱小分団だった。しかし、消防団の訓練のひとつ、小型ポンプ操法での大会には、各分団の持ち回り制で県大会出場という課題があった。人員不足、団員の結束力もなし、指導者もいない。そのなかで、分団長の大崎は県大会出
場を団幹部から迫られる。橋本班長を選手の軸に据えて、県大会出場への厳しいハードルを越えていく日々が続いていく。その日々の中で、選手として参加する青年たちは、訓練と仕事、恋愛を通して成長していく。「自分の居場所」は、自分で勝ち取っていくものというテーマを基調に組織と個人の成長していく姿を描いた物語。ネット小説大賞、ネット小説賞感想希望作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 11:46:29
168004文字
会話率:34%
田舎町へ婿にやって来た、青年タケル。彼は、この町に住む以上、地元の消防団に入団しなくてはいけなくなった。
そこで、色々な人達と出会い、色々な災害を経験し、やがて、消防団の中間達と、ポンプ操法大会に出場する事になる。
様々な人間関係、災害を通
して、人間として成長していく、一人の青年の物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 21:00:45
211文字
会話率:0%