とある連邦の山深い秘境には、今でもセイレーンと呼ばれる翼持つ者達の郷がある。
都に一番近いヤマドリの翼を持つセイレーンの郷の男たちは、皆美しくそして勇壮である。
その為、一際強いセイレーンは18歳の誕生日を迎えると
連邦中のあちこちの国に一
軍の将として仕えるために巣立つ。
しかし、あるセイレーンは近づいてはいけない国の姫君に恋をしてしまう。
それは悲劇のはじまりだった。
※この作品は自ブログ『大概堂』に投稿したものを一部改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 01:53:43
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