『世界がすごく綺麗だから。私、明日、死のうと思う』
授業に出られない僕が図書室で見つけた深海色のノートは、見知らぬ少女が書いたWill and testament (遺言)と言う名の Suicide note(遺書)だった。
彼女は、生ま
れてからずっと
痛みから逃れられない病と戦いつづけた。
両親、姉弟、親友
夢、初恋、希望
すべてを持ってしても、
彼女が望んだのは、この世を去ることだった。
【どれだけの痛みを抱えたら、人は死ぬことを許されるのだろう】
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
*この作品は「カクヨム」にも掲載されています。(カクヨムで先行投稿中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 14:28:11
104897文字
会話率:33%