「人の役に立つことをしなさい」
母親にそう言われ才能のないオレは人を手助けする助手という道を選んだ。
しかし、その道は間違っていた。
天才達の手伝いを一週間日替わりで、しかも、各職場で一日で七日分働くことを強要される。
そして、オレはぶっ倒
れ、六日間起きることがなかった。
七日目、目を覚ましたオレは、
「よし、助手辞めよ」
助手を辞めた。
そして、オレがしっかり独り立ちした頃、七人の天才達は没落していた。
その序章。
※この作品は、「第3回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品の為、1000文字以内の超短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 21:25:10
986文字
会話率:49%