授業が終われば直ぐに帰宅、黒縁で何処か時代遅れのメガネ。黒髪は前が見えなくなるほど伸びきっていて、クラスの誰もがほとんど喋っているところを見た事がない。いわゆる、陰キャで目立たないヤツ。それが彼、宇月 凛月くんの第一印象だ。成績は学年1位で
あるにも関わらず特進クラスには通っておらず普通科にいるし、色々と謎が多い。何故この高校に進学してきたのかも分からないまま2年生になっていた。
そんな彼とは正反対だったのは、同じクラスにいる、大里 誠矢くん。
赤茶色に染めた髪、軽く着こなした制服。
イケメンでサッカー部の若き期待の星!
なにより、性格も明るく、初対面の人に優しく接する。そんな彼だからこそ、友達も多い。
クラスのリーダー的存在。
成績は、中の下。
そんな2人の正体とは......!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 07:16:43
30427文字
会話率:42%
互いに一目ぼれし、婚約者となった少年と少女。
だがその後、10年という長い月日が流れても少年は少女との接触を拒み続ける。
そんな少年の態度に少女の想いは枯れ、婚約は解消される。
しかし、かつて少年だった青年は一目惚れの時の恋心を一切失ってお
らず、再び婚約を結んでほしいと願い出る。そんな青年の願いに少女は不可能であろう条件を出す。
1000日間、毎日休まず手紙を届けるという条件を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 06:52:32
26106文字
会話率:22%
公爵令嬢エリーゼは混乱の極地にあった。ある日、目覚めたらまったく別の令嬢シャルロットになっていたのだ。元に戻る術は無く、自身がエリーゼであることを信じてもらえる見込みも無く、すっぱり諦めたエリーゼはシャルロットとして生きていく。さしあたって
は、この贅肉だらけの身体を元の身体に戻すために運動を始めるのであった… ※読み難さ・くどい等あると思いますがご了承願います 更新は不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 23:06:41
112081文字
会話率:42%
――ある晩、田舎小僧と呼ばれる盗賊の黒兵衛(くろべえ)は、死に神と賭け事をする。
狂気じみているのにどこか無邪気な、変わり者の善継(よしつぐ)から、化け物小屋を作るのを諦めさせられるかどうかという賭け。
善継は命よりも化け物小屋を大事にして
いるというのに、黒兵衛は賭け事に興味をそそられ、載ってしまい――。
江戸物だけど、純文学っぽいので純文学で投稿してみます。
これは、人にとっての幸福を考える話。
*残酷な描写というより、途中で化け物小屋を作っているということで、ホラーめいた表現が出てくるかもしれません。
*過去に書いた物を載せてるので、気紛れにアップしていきますが、最後まで完結はできています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-02 11:31:09
75760文字
会話率:17%