勇者とは『英雄』とは、万人にとって『正義』の象徴である。そんな風に考えてはいないだろうか?
答えは『ノー』だ。その言葉には嘘がある。虚栄に包まれた見せかけの正義だ。
ある日、勇者の代行人となった男がいた。
ある日、光を失った少女がいた。
そ
の日、運命的な出会いと共に、二人は過酷な未来へと歩み始めた。
『正義』とは何か、『勇者』とは何か、『人間』とは何か。
魔王を倒す旅の果てに、探し求めた『答え』は見つかるのか?
これは、『大切なもの』へと続いてゆく物語。
【作者コメント欄】
これはいわゆる、王道勇者伝説に、属性を盛りに盛りまくったアレ。ボケ多め、シリアスも多め、戦闘シーンはそれなりに、王道展開もしっかりと、そんな感じで様々なエッセンスをごちゃ混ぜにしてみました。『ファンタジー×リアル』の世界観、生々しさと幻想的が半々に混ざった奇妙な世界を、どうか気ままに楽しんで欲しいと思います。……では。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 19:18:41
74951文字
会話率:55%
戦闘、治療、料理、建築、運動、錬金、など
なんでも魔法ででき、大半の人間が魔法を使え、一部の魔法が使えない人は仕事や、料理すらできない世界。
国はひとつしか存在せず、
この世界の中心にあるのが、
魔法を多く記した魔術書が
大量に保管されてい
る塔ウィルオウィリアス
その塔の付近にあるのは、魔法学院という魔法を教える学院があった・・・。
この学院を中心にしたはずの物語が始まる・・・。
とある学生 樹上 雄図(いつきうえ ゆうと)は3年前に
魔法学院の付近に倒れている所を偶然教師により発見され保護された。
だが、彼には名前以外の記憶が一切無く、家族の事さえも覚えていなかった・・・。
その後、学院から彼はこの国の(ひとつしか国はない)
国家魔法連合(警察、病院、消防などなど
いろいろな組織で構成されている国所属の機関)
に身柄を引き渡されるはずだったのだが、
学院長本人が魔法の素質だけは調べておきたい、と言い
学校で一度魔法の素質試験を受けた。
だが、もし魔法の素質があったとしても、
魔法を使うには心情(魔法を使う時の心の状況)
などが必要になる為、今の彼の困惑した状態では
魔法を使えないと思われていた。
だが、彼は非常に強い魔法を発動させ
教師達を驚愕させた。
その状況をこの目でしかと見た学院長が彼に魔術使いの素質があると確信、
国家魔法連合に身柄を引き渡す事を取り消し
学院長が親として、学校のすぐ近くにあるアパートに住まわせた・・・。==================================================================
※題名と、本編初めの文の登場人物紹介(?)は非常に厨二ですので、
厨二が苦手な人は題名スルー、
本編は「-」で区切っている所から読むようにしてください。
厨二文が得意でしたら、すべて読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-19 19:22:02
1181文字
会話率:28%