17歳にして、物理学、化学、生理学・医学の三つの分野からノーベル賞の候補となっている越前泡(えちぜんばぶる)は、数々の海外の大学の進学を断って、普通の高校に進学していた。
そんな彼女は、科学で説明することのできないオカルトを心底嫌って
いた。そんな中、彼女はファフロツキーズ現象という魚や蛙が空から降ってくる異常気象について語っているオカルト部を科学の知識で論破する。
彼女は論破し終わった後、窓を覗くと、魚と蛙が空から降ってきた。その現象は彼女の理論を真っ向から否定するものだった。
彼女は自身が理解できない現象に頭を悩ませていると、機械いじりが好きな幼馴染の古畑一茶が魚と蛙を降らせたのは、僕自身だと主張する……
ワープ装置をめぐるSF作品になっています。所々、物理学の理論の解釈が間違っているかもしれませんが、作者の理解不足と言うことでご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 13:11:13
78127文字
会話率:51%
20■■年7月16日、K県鳴降(なりふり)市一帯に怪雨が発生。
当時上空に雨雲はなく、なぜ各地に異物が降りそそいだのか分かっていない。
当文書は各ケースを記録、鳴降市に伝わる民話や考察等を加えたものである。
※南雲 皋様主催「血まみれ大量
殺戮短編企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 12:18:52
6520文字
会話率:6%