皇国領北部のとある一帯が消失した。
<北方異変>と呼ばれる原因不明の現象に強い興味を示したのは、《蒼の皇国》第四皇女“枢姫”。彼女は不安障害じみた心配性の側近“清正”を引き連れて彼の地へ赴き、そこで一人の子供を保護した。
人が神秘と共に在った時代。邪まなる気配漂う<北方異変>、原初の怪物が闊歩する禁忌の地《霊妙之森》。魔の軍勢を率いたといわれる古き王朝《黄櫨染》。
魔の意思が蠢き、大陸諸国の思惑が交差する中、劉枢と清正、そして“自身”を失った子供、“アカメ”が手にするモノは――――。
※この物語はフィクションです。実際の実在の人物・団体・地名とは一切関係ありませんと思います。
※誤字脱字、また誤った言葉遣いなどがありましたら教えてください。
ふつつか者ですが、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 23:39:47
43026文字
会話率:34%