孤独死に怯えて彼女を作ろうと始めたマッチングアプリ、引っかかったのはパパ活で生活費を稼ぎネットカフェで寝泊まりする十六歳の家出少女だった。
ふとしたきっかけで始まった家出少女とおじさんの不思議な同居生活。次第に心を開いていく七海と、そんな
七海を見守るうちに絆されていく三十九歳のおじさん匡之(ただゆき)。
だが、二人が徐々に距離を縮めて、ついに結ばれた翌朝に七海は姿を消してしまった。短い置き手紙を残して…
「ありがとうおじさん、楽しかったよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 19:47:18
24916文字
会話率:56%